仲裁とは、紛争になってしまった当事者間の仲裁合意に基づいて、公正・独立の地位を有する仲裁人が、当事者の主張・立証を審理した上で下す仲裁判断により、紛争を迅速に解決することを目的とした手続です。
日本スポーツ仲裁機構では、スポーツ競技又はその運営をめぐる紛争について、紛争の特性に合わせて以下の6つの仲裁規則を定め、1名または3名の仲裁人から構成される仲裁パネルが主宰する仲裁による紛争解決のための仲裁手続サービスを提供しています。
仲裁は当事者の合意(仲裁合意)に基づく紛争解決手続であるため、どの仲裁手続を利用する場合であっても「仲裁合意」が必要です。
仲裁申立てをする前に、各スポーツ団体の規則・規定を確認してください。また、日本スポーツ仲裁機構では、「仲裁条項採択状況」 のページを用意しています。不服申立てをしようとしている紛争について、仲裁合意がスポーツ団体との間であるかどうかを確認する際の参考にしてください。
各手続、申立ての際には申立料金をお振込みいただく必要がございます。
振込先は下記口座となります。
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みずほ銀行東京営業部支店 普通 1613620
コウエキザイダンホウジンニホンスポーツチュウサイキコウ
(お振り込みの際には予めご連絡をお願いいたします。)
詳細は各手続の「▶▶▶」をクリックして下さい!
1. 主に競技者向けの手続
①スポーツ仲裁 ▶▶▶
代表選手選考に関する決定や競技者等に対するアンチ・ドーピング規則違反を除く理由での懲戒処分などのスポーツ団体による決定に対する不服申立てが対象です。
スポーツ仲裁
Sports Arbitration
スポーツに関する法及びルールの透明性を高め、健全なスポーツの発展に寄与するため、公正・独立の地位を有する仲裁人を持って構成されるスポーツ仲裁パネルの仲裁により、スポーツ競技又はその運営をめぐる紛争を、迅速に解決することを目的とした紛争解決手続規則です。
この規則は、スポーツ競技又はその運営に関して競技団体又はその機関が行った決定(競技中になされる審判の判定は除く。)について、競技者等が申立人として、競技団体を被申立人としてする仲裁申立てを対象としています。申立料金は55,000円です。
スポーツ仲裁に関するビデオもご参照ください
VIDEO
ルール(2021年4月1日改正)
スポーツ仲裁規則
スポーツ仲裁料金規程
スポーツ仲裁人報償金規程
スポーツ仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
スポーツ仲裁規則の手続き書式
②ドーピング仲裁 ▶▶▶
競技者の日本アンチ・ドーピング規則違反に対して、日本アンチ・ドーピング規律パネルが下した決定などに対する不服申立てが対象です。
ドーピング仲裁
Doping Arbitration
スポーツに関する法及びルールの透明性を高め、健全なスポーツの発展に寄与するため、公正中立で独立の地位を有する仲裁人を持って構成されるスポーツ仲裁パネルの仲裁により、ドーピングに関する紛争 を、迅速に解決することを目的とする紛争解決手続規則です。申立料金は、55,000円です。
ルール(2021年1月1日改正)
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁規則
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁料金規程
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁人報償金規程
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁における日本スポーツ仲裁機構の事務局体制規程
日本語/Japanese
英語/English
(as of 6 March, 2015)
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁規則の手続き書式
2. 競技者もスポーツ団体もどちらも仲裁申立てをすることができる手続
③特定スポーツ仲裁 ▶▶▶
①、②、④、⑤、及び⑥の仲裁手続の対象とならない、スポーツに関連する紛争を広く一般的に対象とした仲裁手続
特定スポーツ仲裁
Specific Sports Arbitration
■ 特定仲裁合意に基づくスポーツ仲裁規則とは
スポーツに関する法及びルールの透明性を高め、健全なスポーツの発展に寄与するため、公正中立の地位を有する仲裁人を持って構成されるスポーツ仲裁パネルの仲裁により、スポーツ競技又はその運営をめぐる紛争を、迅速に解決することを目的とした紛争解決手続規則です。申立人及び被申立人に制限はありません。申立料金は55,000円です。
ルール(2021年4月1日改正)
特定仲裁合意に基づくスポーツ仲裁規則
特定仲裁合意に基づくスポーツ仲裁料金規程
特定仲裁合意に基づくスポーツ仲裁人報償金規程
スポーツ仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
手続き書式:申立てをお考えの方は事前に事務局にご連絡ください。
3. スポーツ団体が仲裁申立てをすることができる手続
④適合性審査仲裁 ▶▶▶
スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査における不適合決定に対する加盟団体による不服申立てを取り扱う手続
スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関する仲裁
Sports Arbitration for Governance Code
■ スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関するスポーツ仲裁規則とは
スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関するスポーツ仲裁規則とは、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本スポーツ協会又は公益財団法人日本障がい者スポーツ協会が行うスポーツ団体ガバナンスコード適合性審査における不適合決定に対する、加盟団体による不服申立のための規則です。申立料金は220,000円です。
ルール(2021年4月1日施行)
スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関するスポーツ仲裁規則
スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関するスポーツ仲裁料金規程
スポーツ仲裁人報償金規程
スポーツ仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
⑤加盟団体スポーツ仲裁 ▶▶▶ JOC、JSPO、JPSA加盟団体が、JOC、JSPO、JPSAの各加盟団体規程に基づく処分に対して、不服申立てをするための手続
加盟団体スポーツ仲裁
Sports Arbitration for Affiliated Sports Bodies
■ 加盟団体スポーツ仲裁規則とは
加盟団体スポーツ仲裁規則とは、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本スポーツ協会及び公益財団法人日本パラ・スポーツ協会日本パラリンピック委員会の加盟団体による不服申立のための規則です。申立料金は220,000円です。
ルール(2021年4月1日改正)
加盟団体スポーツ仲裁規則
加盟団体スポーツ仲裁料金規程
スポーツ仲裁人報償金規程
スポーツ仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
4. その他仲裁手続
⑥LPGAドーピング仲裁 ▶▶▶
LPGAドーピング仲裁
Doping Arbitration for LPGA
■ 日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁規則とは
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会の実施するドーピング検査をめぐって発生するおそれのある紛争 を、公正中立で独立の地位を有する仲裁人により構成されるドーピング仲裁パネルの仲裁により適正かつ迅速に解決する ための手続規則です。申立料金は、55,000円です。
ルール(2018年3月20日改正)
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁規則
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁料金規程
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁人報償金規程
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
日本語/Japanese
英語/English
(as of 28 June, 2011)
Important Notice: Arbitration Rules for Doping Disputes of the Ladies Professional Golfers Association of Japan was revised on 1 April 2014, but the English translation is under preparing.
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁規則の手続書式
詳細は各手続の「▶▶▶」をクリックして下さい!
■ スポーツ仲裁規則とは
スポーツに関する法及びルールの透明性を高め、健全なスポーツの発展に寄与するため、公正・独立の地位を有する仲裁人を持って構成されるスポーツ仲裁パネルの仲裁により、スポーツ競技又はその運営をめぐる紛争を、迅速に解決することを目的とした紛争解決手続規則です。
この規則は、スポーツ競技又はその運営に関して競技団体又はその機関が行った決定(競技中になされる審判の判定は除く。)について、競技者等が申立人として、競技団体を被申立人としてする仲裁申立てを対象としています。申立料金は55,000円です。
ルール(2021年4月1日改正)
スポーツ仲裁規則
スポーツ仲裁料金規程
スポーツ仲裁人報償金規程
スポーツ仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
スポーツ仲裁規則の手続き書式
■ ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁規則とは
スポーツに関する法及びルールの透明性を高め、健全なスポーツの発展に寄与するため、公正中立で独立の地位を有する仲裁人を持って構成されるスポーツ仲裁パネルの仲裁により、ドーピングに関する紛争 を、迅速に解決することを目的とする紛争解決手続規則です。申立料金は、55,000円です。
ルール(2021年1月1日改正)
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁規則
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁料金規程
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁人報償金規程
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁における日本スポーツ仲裁機構の事務局体制規程
日本語/Japanese
英語/English
(as of 6 March, 2015)
ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁規則の手続き書式
スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関するスポーツ仲裁規則
■ スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関するスポーツ仲裁規則とは
スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関するスポーツ仲裁規則とは、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本スポーツ協会又は公益財団法人日本障がい者スポーツ協会が行うスポーツ団体ガバナンスコード適合性審査における不適合決定に対する、加盟団体による不服申立のための規則です。申立料金は220,000円です。
ルール(2021年4月1日施行)
スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関するスポーツ仲裁規則
スポーツ団体ガバナンスコード適合性審査に関するスポーツ仲裁料金規程
スポーツ仲裁人報償金規程
スポーツ仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
■ 日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁規則とは
一般社団法人日本女子プロゴルフ協会の実施するドーピング検査をめぐって発生するおそれのある紛争 を、公正中立で独立の地位を有する仲裁人により構成されるドーピング仲裁パネルの仲裁により適正かつ迅速に解決する ための手続規則です。申立料金は、55,000円です。
ルール(2018年3月20日改正)
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁規則
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁料金規程
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁人報償金規程
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
日本語/Japanese
英語/English
(as of 28 June, 2011)
Important Notice: Arbitration Rules for Doping Disputes of the Ladies Professional Golfers Association of Japan was revised on 1 April 2014, but the English translation is under preparing.
日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁規則の手続書式
■ 加盟団体スポーツ仲裁規則とは
加盟団体スポーツ仲裁規則とは、公益財団法人日本オリンピック委員会、公益財団法人日本体育協会及び公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会の加盟団体による不服申立のための規則です。申立料金は220,000円です。
ルール(2021年4月1日改正)
加盟団体スポーツ仲裁規則
加盟団体スポーツ仲裁料金規程
スポーツ仲裁人報償金規程
スポーツ仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
■ 特定仲裁合意に基づくスポーツ仲裁規則とは
スポーツに関する法及びルールの透明性を高め、健全なスポーツの発展に寄与するため、公正中立の地位を有する仲裁人を持って構成されるスポーツ仲裁パネルの仲裁により、スポーツ競技又はその運営をめぐる紛争を、迅速に解決することを目的とした紛争解決手続規則です。申立人及び被申立人に制限はありません。申立料金は55,000円です。
ルール(2021年4月1日改正)
特定仲裁合意に基づくスポーツ仲裁規則
特定仲裁合意に基づくスポーツ仲裁料金規程
特定仲裁合意に基づくスポーツ仲裁人報償金規程
スポーツ仲裁に関する日本スポーツ仲裁機構の事務体制に関する規程
手続き書式:申立てをお考えの方は事前に事務局にご連絡ください。
■ 手続費用の支援に関する規則とは
この規則は、当機構が行う仲裁・調停等事業において当事者(申立人及び被申立人をいう。)の一方又は双方が代理人を置いていない等の理由により仲裁・調停等が公平に行われない虞がある場合又は諸手続の進行が円滑に行われない虞がある場合等に、当機構が仲裁又は調停の手続に必要な費用の支援を行うために必要な事項を定めています。
※手続費用支援要請書の提出は期限内に行ってください(規則5条2項参照)。
ルール(2017年4月1日改正)
手続費用の支援に関する規則の手続書式
■ 仲裁人の忌避に関する規則とは
この規則は、スポーツ仲裁規則第23条、ドーピング紛争に関するスポーツ仲裁規則第28条、日本女子プロゴルフ協会ドーピング紛争仲裁規則第26条、特定仲裁合意に基づくスポーツ仲裁規則第28条及び加盟団体スポーツ仲裁規則第23条(以下、まとめて「忌避条項」という。)に定める仲裁人の忌避に関して必要な事項を定めています。
ルール(2017年4月1日改正)